Focus3D Laser Scanner 用の一般的安全性情報
一般的安全情報
•このユーザーマニュアルをよくお読みになり、適宜参照してください。すべての警告に細心の注意を払い、手順に従ってください。
注意:筐体を開かないでください。筐体を開けると製品が損傷し、製品の保証に影響を与えます。
•点検・修理および整備は、FARO が認定した有資格の点検・修理担当者のみが行います。
•次の状況が発生した場合、本製品の電源をコンセントから外し、バッテリーを取り外し、資格のある点検・修理作業員に点検・修理をお願いしてください。
•電源コードまたはプラグが損傷している。
•製品が雨や水、その他の液体にさらされた。
•製品が多少なりとも落下したか損傷している。
•何かが製品の上に落下した。
•操作手順に従った場合でも、製品が正常に動作しない。
•製品の性能に異常な変化が見られる。
•必要な点検・修理および校正の期限が切れた。
•FARO の純正品または推奨品以外の部品は使用しないでください。
•FARO の指示に従って、FARO が許可した交換部品のみを使用できます。使用可能な交換部品のリストについては、113 ページの「使用可能な交換部品」を参照してください。
•極端な高温になる場所では製品を使用しないでください。周囲の温度が仕様で定められている範囲を下回ったり超えたりしないようにしてください。Focus3D は、放熱器、蓄熱器、またはアンプなどの熱を発生するその他の製品のような熱源の近くでは使用しないでください。
•本製品は、水に浸けないでください。製品内部に液体が入ると、損傷、火災、感電などを生ずるおそれがあります。
•Focus3D は、強力な磁界または電界の近くで使用しないでください。
•危険な領域でスキャナを操作する前に、地域の安全監督機関と安全専門家に問い合わせてください。
•屋外で使用する場合は、PowerBlock バッテリーを電源として使用し、機器が雨や水しぶきから保護されていることを確認してください。スキャナは結露しない場所で使用してください。
•寒いところから著しく暖かいところへ製品を移動すると、スキャナ内部に結露が生ずることがあります。これを防ぐため、寒いところから著しく暖かいところへ移動するときは、機密性のプラスチック袋にスキャナを入れてから移動してください。そうすれば袋上の結露でおさまり、スキャナ内部まで結露させずにすみます。もし
密閉した状態でスキャナを梱包できない場合は、目に見える結露した水がスキャナから蒸発するまで待って Focus3D のスイッチをオンにしてください。
•スキャナやバッテリーは、国内の規制に従って適切に廃棄してください。詳細については、121 ページの「環境について」を参照してください。