Focus Laser Scanner の環境基準

FARO Laser Scanner Focus 3DX

概要

電子製品環境評価ツール(EPEAT)性能基準および関連する米国電気電子学会(IEEE)1680 ファミリー規格には、FARO® Laser Scanner のような 3D スキャナに対する環境性能基準は含まれていません。したがって、FARO は Laser Scanner に関する EPEAT または IEEE 認証を提供することができません。 

電磁波への耐性

  • FARO Laser Scanner は、強い磁界や電界の近くで使用しないでください。
  • Focus スキャナは、EN 61326-1:2013-01 / ESTI EN 301 489-3 V1.4.1 (2002-08) に準拠したEMC イミュニティ試験に合格しています。
    • この規格は、異なる環境下での許容できる電磁波の放射を事前検討に利用可能です。
  • 一般的に、当社デバイスは、他の電子消費財(民生用スマートフォン、ノートパソコン、モニターなど)と同様の電磁波に対する耐性を有していると考えています。
  • 強磁性体および電磁場によって地磁場が乱れる場合があります。これに加え、地磁場内の局所的変化(磁気偏角/変動)によって、測定が不正確になる場合があります。この場合、コンパスデータの利用をオフにすることをお勧めします。

核放射線

  • 放射線、特にガンマ線は、あらゆる電子機器を透過し、影響を与える可能性があります。Focus スキャナやその他の電子機器に使用されているような複雑な電子部品は、ガンマ線の影響を多く受けます。
  • 電子部品の劣化は、放射性物質にさらされた強さと時間によって変化します。その結果として生じる耐用年数の減少を見積もることはできません。
  • Focus スキャナには、設計上、耐放射線機能はありません。過度な核放射線への曝露は避けてください。

キーワード

スキャン、規格協会、認定、準拠、レーザーデバイス