エラーコード 1820 と Focus3D レーザースキャナ使用時の傾斜計障害
概略
傾斜計のキャリブレーションが動作しないときに、Focus3D のディスプレイにエラーコード 1820 が表示されます。これは傾斜計のパラメータが破損した場合に発生します。このエラーコードを取得した場合、修理手配のため FAROサポート にお問い合わせください。
回避方法
下記に記す内容は直近のスキャン作業を行うための暫定対策です。これは恒久的な解決策ではありませんのでご注意ください。
- 傾斜計の電源をオフにします。Focus3D上で、ホーム > 管理>センサ > 傾斜計 をタップし、傾斜計の使用 のスイッチを オフ の位置に移動します。詳細については、FARO フォーカス X 330 ユーザーマニュアル を参照し、PDF ファイルでキーワード「傾斜計 (inclinometer) 」を検索してください。

- 傾斜計の手動設定は、SCENE を使用してレベルスキャンを設定します。(構造ビューで、スキャン名を右クリックし、[操作]>[登録]>[レベル]>[1 クリックでレベル]または[3 クリックでレベル]をクリック)。詳細については、FARO SCENE ユーザマニュアル を参照し、最初に PDF ファイルでキーワード「レベルスキャン (level scan)、次に詳細を確認するために、傾斜計 (inclinometer) 」を検索してください。