Focus3D の回転時に 0 度および 180 度の継ぎ目箇所にミスアライメントが発生する
FAROレーザースキャナーでは、レーザは、天頂角方向に扇を描くように全面背面同時にデータを取得していきます。そのため、スキャナは、上記イメージに示すように、360°のスキャンを捕捉するために、水平軸に沿って180°回転します。平面ビューの場合、、継ぎ目部分にミスアライメントのように見えるものが表示される場合があります。
このミスアライメントが本当に継ぎ目のズレかどうかをチェックする為に以下の方法があります。
- 継ぎ目領域の周囲に選択範囲を指定
- 選択を右クリックし、[ 表示 ] > [3Dビュー] を 選択
- 選択範囲の3Dビューが表示されるので、回転をしてズレを確認
3Dビューの場合、継ぎ目部分にずれが無いかを実際のデータを見て判断します。継ぎ目のズレが、スキャナの工場出荷時の述べた許容範囲を超えてはいけません。スキャナの異なるバージョンのための技術仕様を表示するには、 関連項目セクションのリンクをクリックすることができます。FARO SCENE トレーニングマニュアル を参照して下さい。さらに詳しい内容は、開始/停止 点 を確認して下さい。下記の参照リンクをクリックする事で、違うバージョンのスキャナーの技術的な仕様書を見る事ができます。
参照リンク
- なんで Focus 3D のスキャンエリアの下の方で、スキャンした点群が無くなっていますか?
- Focusレーザースキャナーの技術仕様書
- どこに FARO Photon レーザースキャナーの技術的な仕様書がありますか?
キーワード
スペック、テックシート、精度、継ぎ目のエラー、角度、ギャップ