CompIT での 1.5 インチ 窓付き SMR の利用およびスタートアップチェック
スタートアップチェックおよび CompIT は標準の 1.5 インチ SMR を常に使うことを想定しています。よって、CompIT の 窓付き SMR を使用する場合、特別な警告が必要となります。
角度精度チェック、CompIT もしくは方向性補正を実施するために、1.5 インチ 窓付き SMR を使うことも可能です。しかし、これらの繰り返し作業が完了し、CompIT が トラッカーをホームポジションに送信した場合、現在のトラッカーのターゲット設定は「1.5 インチ SMR」となります。これにより、ターゲットタイプが「1.5 インチ 窓付き SMR」に設定されているホームポジションにトラッカーがリセットされるまで、任意の完了した測定のエラーが表示されます。これは、CAM2®、Measure およびその他計測ソフトウェアなど CompIT を開く前に使用している計測ソフトウェアでターゲットタイプが 1.5 インチ 窓付き SMR と設定されていても起こります。エラーは、トラッカーの半径方向距離にあり、約 0.035 インチまたは 0.89mm となります。
このエラーを解消するには、1.5 インチ 窓付き SMR を使用し、角度精度チェック、Pointing IT または方向性補正を行い、測定ソフトウェアのホームポジションにトラッカーをリセットする必要があります。これは、CompIT が終了した後、任意測定が実行される前に直ちに実行する必要があります。
ADM のみのトラッカー、CompIT’s Advanced タブ上の ADM チェックは、1.5 インチ窓付き SMR では実行できません。このチェックを実施するために 1.5" 窓付き SMR を使用した場合、無効な結果となります。
スタートアップチェック完了後、角度精度のチェックを行うことを推奨します。スタートアップチェック完了後に、CompIT 内の角度精度チェックを確認する前に 1.5 インチ 窓付き SMR をトラッカーのホームポジションにセットします。計測用ソフトウェアで、ターゲットタイプを「1.5 インチ窓付き SMR」に変更後、トラッカーをホームポジションにリセットしなければなりません。 これは、CompIT が終了した後、任意測定が実行される前に直ちに実行する必要があります。
キーワード:
Windowed SMR、Windowed SMR の CompIT、Windowed SMR の角度精度