セキュリティソフトウェアおよびマルウェア対策ソフトによるパフォーマンスの低下
テストや製品のデモにおいて、エンドポイントセキュリティソフトウェアが、ソフトウェアのパフォーマンスに顕著な影響を与えることが報告されています。
- FARO スタンドアローンアプリ(例:SCENE、As-Built Modeler)
- As-Built アドインをホストする Autodesk のソフトウェア(As-Built for AutoCAD、As-Built for Revit など)
いくつかのベンダーの提供するセキュリティソフトウェアによって影響がでる可能性があります。FAROでは、エンドポイント・セキュリティ・ソフトウェア・ソリューション(マルウェア対策)の全ての互換性を検証、テストに限りがあります。
問題:コンピュータ上で動作するエンドポイント・セキュリティ・ソフトウェアを導入または変更した後のFARO SCENEおよびAs-Builtソフトウェアのパフォーマンスの問題。
対策:今回報告された問題は、導入されているセキュリティポリシーによって異なりますが、多くの場合、報告された問題は、エンドポイントセキュリティソフトウェアの適切なインストールフォルダやデータフォルダをホワイトリストに登録することで解決できます。サポートについては、お客様の IT部門のサポートに相談の上、コンピュータのセキュリティソフトウェアが常に最新の状態であることを確認してください。
ホワイトリストに推奨しますデフォルトのインストールおよびデータフォルダのリストは以下になります。これらを、インストールの際にカスタマイズしている場合は、実施のインストールフォルダに合わせて調整ください。
セキュリティホワイトリストの候補フォルダ
FARO製品をホワイトリストに追加する場合は、以下のフォルダをルールから除外するように設定ください。
-
%PROGRAMFILES%\FARO
および
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%USERPROFILE%\AppData\Roaming\FARO
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%USERPROFILE%\AppData\Local\FARO
製品固有の除外事項は、
FARO SCENE および As-Built 製品のデフォルトインストールフォルダとなる場合がありますのでご注意ください。
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%PROGRAMFILES%\FARO\FARO_PRODUCT_NAME
As-Built for AutoCAD およびAs-Built for Revit アドインでは、以下を除外する必要がある場合があります。
オートデスク製ソフトウェアをホストとする製品
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%PROGRAMFILES%\Autodesk\AUTODESK_PRODUCT_NAME
-
%USERPROFILE%\AppData\Roaming\Autodesk
-
%USERPROFILE%\AppData\Local\Autodesk
注記:FARO_PRODUCT_NAME
および AUTODESK_PRODUCT_NAME
はプレースホルダーであり、通常は特定のバージョンや言語情報を含みます。