のサーフェースの検査 (点) の測定時の dN および 3D 距離の違い
3D 距離は、3D 直角三角形を使う、公称位置と実際の位置との間の直線距離です。
dN は、表面の通常ベクトルに沿った距離のみです。
測定点が部品の端にない通常の状況下では、これらの値は同じでなければなりません。ただし、点が部品の端に投影されるように点が測定されている場合、3D 距離は、それが公称表面から特定の距離だけ離れているので、より大きくなる場合があります。表面の端にあるdN と比較したd3D の例は、下の図を参照してください。

両方の場合において、ユーザは緑の公称表面に対して検査を行っています。青い点は表面の境界内にあるため、この公称投影は、直接表面の法線に沿って行われます。したがって、d3D はdN に等しくなります。赤い点の場合、ユーザーは表面の範囲外にあるので、最も近い端までしか投影できません。通常の法線方向は依然として上方向です。しかし、dN を計算するときには、法線方向のコンポーネントのみを考慮しているので、3D距離はdN よりも大きくなります。
キーワード:
3D 距離、dn、機能dro、表面検査、Measure q、Measure m10