GD&T 方向寸法の定義
2平面を比較する場合、表示方向の寸法が作成され、ギャップや干渉を定義します。 Measure ソフトウェアはデータムと比較要素を用います。この時データムは無限平面とみなされる為、選択したデータム面が本来の法線方向から傾いている場合、比較する平面のサイズが大きいと本来得られる値と乖離してしまう可能性があります。したがって、データムの選択は非常に重要です。
平行度
2平行平面は、それらが互いに交差する位置まで平面を延長し比較をします。
それらが平行でない場合、交差していない方向にギャップが作成されます。 平行度は、差(平面上の最高点と最低点の差)です。 これは、任意の平面または線に置き換え可能な要素 (円筒や円錐の軸線等) を使用することができます。
直角度
直角度は、完全な直角に対してどれくらい差があるかを算出します。
これも、任意の平面または線に置き換え可能な要素 (円筒や円錐の軸線等) を使用することができます。
同軸度
線に置き換え可能な要素 (円筒など) は、別の線に置き換え可能な要素と同一線上にある場合、同軸度を計算できます。 これは、ピンと穴が干渉なしに適合するかどうかを確認するために意図されています。 ピンが穴に同心でない場合、ピンは穴の縁に干渉します(つまり、ピンがあまりにも急激に傾斜しています)。
キーワード:
GD&T、幾何公差、平行度、直角度、同軸度、姿勢公差