SCENE : スキャンの自動登録のための基準ターゲット配置
FARO SCENE は、ターゲットの自動検出を行い、Focus3D や Photon を適切な範囲に設定しておく事でスキャンデータと関連付けをする事ができます。この機能を使用する事で、作業効率が向上して関連付けの時間を削減する事ができます。
警告: 建設現場では、スキャンを登録するための球ターゲットを配置する場所に時間がかかります。
正しいターゲットの置き方は、ターゲットのタイプ、スキャンの解像度の設定、参照ターゲットの大きさそしてスキャナーに対してターゲットの置く位置に依存します。例えば、チェッカーボードターゲットを使用して、解像度を1/4 で設定した時には、スキャナーからターゲットの距離は、15m 以上離すべきではありません。
ターゲットの大きさは、ターゲットの配置位置がどのくらい離れているかで決定します。ターゲットのタイプや大きさに関わらず、スキャナーとターゲット間の距離は、1m 以上離して下さい。球ターゲットを使用している時には、最終的のスキャン内に少なくとも 10 -15 以上ピクセルを持って下さい。もし、ピクセル数が少なければ、SCENE は球を認識致しません。
ターゲットを配置する最適な距離を理解するための表が下記となります。下記の表は、140mm の球ターゲットを使用した時のスキャンの解像度と配置する事ができるスキャナーからのおおよその最大距離です。
注記: 下記は目安の数値であり、環境と同様にスキャナーを変える事で同じ結果が出るとの保証は致していません。
解像度の設定 | スキャナーからの最大距離 |
---|---|
1/10 | 26 ft / 9 yds / 8m |
1/5 | 48 ft / 16 yds / 14.5m |
1/4 | 65 ft / 22 yds/ 20m |
1/2 | 132 ft / 44 yds/ 40m |
キーワード
最大、最小、大、小