Laser Scannerのソフトウェア開発者キット (SDK)
概要
FARO® Laser ScannerおよびSCENEにはソフトウェア開発者キット(SDK)およびApplications Programmer's Interfaces (API) が含まれており、アプリケーションエンジニアはこれを使用してスキャナを制御し、SCENEの読み込み、書き込み、変更を実行するためのカスタムのプログラムを作成できるようになります。 SDKおよびAPIsは、ツールキットの配信対象として承認されたユーザへ、ZIPファイルで提供されます。
- LS SDK このSDKを使用すると、ソフトウェア開発者は、AutoDesk Recapなどのサードパーティ製ソフトウェアでSCENEデータファイルを開くアプリケーションを作成できます。このSDKは、FARO® Laser Scanner Focusの制御機能を拡張したり、カスタムあるいは占有ソフトウェアにスキャンを読み込んだりするアプリケーションを開発するために意図されたものではありません。このSDKは開発者のzipファイルで提供され、別途ダウンロードすることもできます。
- LS SDK_DEV - このSDKは、SCENEの機能を拡張し、プログラムがレーザースキャナを制御できるようにします。SDKには後方互換性があり、新しい関数とライブラリが追加されたときに既存の関数とライブラリを維持します。これにより、レガシースキャナのモデル用に作成されたプログラムが、期待通りに動作することを保証できます。
- SDK Developer Manual - 本書は、ライセンスのインストール方法、および FARO Laser Scanner (LS) COM インターフェイスを使用してカスタム ソフトウェアを作成する方法をソフトウェア開発者に説明します。本マニュアルは開発者のzipファイルで提供され、別途ダウンロードすることもできます。
警告: LS SDKとLS SDK_DEVは現在のところ有効ですが、今後はこれ以上開発されることはなく、開発中止となる予定です。開発者は、SCENE Standalone APIまたはSCENE App APIを使用して開発を進めてください。
- SCENEスタンドアロンAPI - このAPIは、スタンドアロンアプリケーションを作成してSCENEの機能を拡張し、レーザースキャナを制御するのに使用される、推奨開発ツールです。
- SCENE App API - This API - このAPIは、SCENE内で実行される小さなアプリケーションを作成し、その機能を拡張するために使用されます。
SDK-APIファイルの入手
SDKとAPIファイルを入手するには、お住いの地域のFAROサポートへご連絡ください。エージェントが、機密規約のフォームに記入してFARO製品管理部門へ提出し、承認を得るためのお手伝いをいたします。プロジェクトが承認された場合、エージェントは、前述のファイルとAPIドキュメント情報を含むzipファイルへのリンクを送信します。
SDK-APIのテクニカルサポートを受ける
SDKまたはAPIのサポートを受けるには、ヨーロッパのFAROサポートまでお問い合わせください。サポートをご希望の方は、アプリケーションの開発経験があり、関数、ライブラリ、データ構造の操作方法を理解している必要があります。
サポートされているプログラミング言語
- Visual Basic
- C# for .NET-- NET Visual Basicを使用してC# SDKにアクセスすることもできます
- Visual Studio 2008 用 C++
- Windows C++
サポートされているオペレーティングシステム
- 64-bit—Microsoft Windows 7、8.x、および10